幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。



自然と一体化すること

わたしは比較的自然の豊かな地方でこども時代を過ごしましたが、通っていた園や学校がそれを意識してプログラムに入れていたかというと、それはあまり思い出にありません。

園での幼児たちの様子をみていると、やはり屋外が最高の学びの場のように感じます。「これ、なんだろう?」「どうして?」など、手で触ってみて、耳で音を感じてみて、鼻で匂いを嗅いでみて、五感をフルに使って自然と接し、試行錯誤を夢中になって楽しんでいる姿を多く見かけます。

ちょっとした坂道を登ったり、降りたり、ゴロゴロしたりすることも、こどもの冒険心や探求心を刺激するものです。走ったり、跳ねたり、全身を使うことは心の浄化作用(カタルシス効果)にもつながります。

年長や年中になると、様々な場所で想像力を発揮してごっこ遊びがはじまります。環境の変化に柔軟に応じ、自分たちでルールをつくり、壊し、変えていくこども同士の関わりや交渉は、大人になった時に必要なコミュニケーション能力の原型です。

音楽、言語、造形、運動など現代的なカリキュラムの要素を自然と一体化させたら、こどもたちはどのように喜んでくれるだろうか、というより、その「余白」に自ら飛び込み、こどもたちはどんなものを創造してくれるだろうか。研ぎ澄まされた五感から、どのような相互作用がみられるだろうか。

忘れてならないのは、「主体的・対話的で深い学び」で重要なのは「保育者」の存在であること。目の前に豊かな自然があるほどそれが疎かにならないよう気をつけなければなりません。どのような感情でそれを受けとめ、どのような言葉を添えるのか、豊かな自然の前ではわたしたちの力も試されます。

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突然、起こること

いつも言葉少なめなアートの先生が、長文で印象深いコメントを園だよりに投稿してくれましたので、本人許可のもとブログにも転載します。急な病気で倒れたものの、わずか3週間で回復して指導の場に戻ってこられました。

「私は可能性が未知数の子どもたちの魅力にとりつかれ、長く「絵画教室」を続けてきました。ある日 突然首筋に変な痛みが生じ「くも膜下出血」という病で即座に手術。元気に走り回る生活がいつ戻るのか不安になる日々をすごしました。3週間で退院すると その日もアトリエにはこどもたち、金曜日にはFCの子どもたちにも会え、モチーフを並べお話ししていると「頭を手術した事」 「やっと歩いてここまできた事」  全部何処かへ消えてしまいました。
子どもの目で捉え感じたものを表現する楽しさは私の心に元気をくれます。
昨日 再診を受けたら『身体とても良い状態です』と言われ、今の環境がどんなに幸せか再確認しました。        
11月も季節と子どもたちが心地良く結びつく活動を考えてみましょう。」

いつも健康的で元気な状態であっても、突然起こること。チャンスも突然くれば、ピンチも突然くる。今という貴重な時間を本当に大切にしなければならないと思いました。同時に、経営者としては自分にいつ何があっても、周囲の方々が困らないようにしておかなければならないと実感する出来事でもありました。


10月のアトリエ活動『墨絵』~ポットをモチーフに





オープニングスタッフ募集

“どうせ、幼稚園、保育園では自分の理想とする保育はできない”と思っている先生、あきらめないで下さい!そして我慢してやりたくない保育をし続けない方がよいです。気がつくとそれが自分の保育になってしまいます。“あなたがあなたでなくなってしまいます”。

来年、平成31年4月、小田急線「梅ヶ丘」駅1分の場所(世田谷区松原・羽根木公園隣接)にて、幼児園First Classroomの新園を開園することとなりました。東京は、最寄り駅が千歳船橋駅と梅ヶ丘駅、小田急線で3駅離れた場所に2園を持つこととなりました。

保育方針に共感、賛同をしてくれる方、そんな仲間が集まる場で働いてみませんか。完璧である必要はありません。必要なのはプロとして勉強し続ける意識、振り返りや内省を大切にする意識です。

保育の現場には若い方も、中堅の方も、ベテランの方も、チームとして必要です。好きなこと、得意なことがある方も、歓迎です。ご興味のある方、ぜひホームページからお問い合わせ下さい。食育のスペシャリスト、栄養士の方、調理のできる方も歓迎します。


新園・梅ヶ丘(羽根木公園): 4F 職員室/調理室のテラスからの眺望


新園の設立について


幼児園First Classroomにおける新園の設立について、こちらで経過をお知らせします。

◯東京
千歳船橋の園にて多くの方がお待ちいただいているため、世田谷区内にて新園の開設を準備しております。開園は2019年4月の予定にて、場所や募集要項はあと2、3週間で発表できる見込みです。もうしばらくお待ちください。


◯大阪
同じく2019年4月開園を計画し、現在、豊中市、吹田市、箕面市、茨木市を中心に場所の選定を始めております。詳細は決まり次第、ご案内いたします。

大阪でも開園準備を決めた理由は、「子どもを通わせたいから作ってほしい」という声をいただいたことが発端ですが、実現の方向へスタートが切れたのは「設立を支援したい」「一緒に働きたい」という理念や方針に強く賛同される方々からの声でした。


東京と大阪、二つの拠点から日本の教育を変える原動力になりたいと思っています。新しい子どもたちと保護者の皆さんとの出会い、新しい先生たちとの出会いを、楽しみにしております。






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サイエンス活動「からだのしくみ」

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毎夏恒例になっている、人気のサイエンス活動「からだのしくみ」。10回目ぐらいになりますが、ずっと、医師を職業とする保護者さんのリレーで毎年欠かさず実現しています。本当にありがたいことと感謝しています。

今年は、夕方4時からの実施にも関わらず、お休みの子がこの時間だけ来たり、一度帰宅した子が再び来園するなど、ほぼ全員が集まりました。

・人体模型に名前をつけさせる。年中の女児が手を挙げ「ミミーちゃん」に
・人体模型を使って、からだの各場所のおはなし
・飛び出す図鑑で、「うんち」「おしっこ」がどう作られるか聞く
・聴診器で友達と一緒に心臓など内臓の音を聴きあう
・白衣をきたり、針のない注射器をうったりしてお医者さんの疑似体験
・「かぜにまけるな」の読み聞かせで風邪予防のお話
・「手の洗い方」を実演しながら、みんなで手を出してキュッキュッ


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子どもたちの目が、耳が、釘付けとなり、質問もたくさん投げかけ、長い時間集中していました。自由時間になっても、他の遊びに移らず、ご持参いただいた道具を触りながら自分たちで工夫して遊びこみました。

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凄く盛り上がり、あまりの完成度の高さに「普段から講義をされているんですか?」と聞くと、講師の先生からは「初めてです。昨年、担当された医師のお母さんから様子をヒアリングして、対策を立てておきました」と。引継ぎまでされていて驚きました。ご多忙な中、感謝です。

年長の女の子が「わたし、お医者さんになる!」というと、講師の先生は「それは是非!医師不足だから有難い!」と返事をしていました。笑

子どもたちが将来何を目指そうとも、強い探求心や好奇心があれば、その世界は楽しいものであり、自分だけの発見もあることと思います。幼児期の体験の集大成がそれにつながることと思います。






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橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
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