幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。



異年齢環境とリーダーシップ

d7f6db8b702c2b79f34bd3bbcc2ab126_s

「リーダーシップ教育」または「リーダーシップ」というと、先頭に立ってグングンみんなを引っ張っていく能力と思う人が多いと思いますが、それはひとつの形態にすぎません。

常に先頭に立ってみんなを引っ張っていくタイプの子もいれば、誰かをうまく先に行かせて後ろから影響力を与えようとするタイプの子もいます。後者を「フォロワーシップ」と呼ぶのは間違いです。それは“ポジション”によって自分の振る舞いを変えているだけで、集団をリードしようとする意欲は変わらないからです。(昨年、冬季五輪でメダルを獲得したカーリングチームの本橋さんが好例です。一歩引いて、もの静かにメンバーの潜在能力を引き出せるリーダーの姿はあまり馴染みがなかったことでしょう。)


私にとって「リーダーシップ教育」を心掛ける上では異年齢環境が欠かせませんが、異年齢で過ごす場をつくれば自動的に思いやりや責任感が育つわけではありません。重要なのはいつでも「個」の成長をそれぞれ支援し、意思を尊重することです。自分の欲求や挑戦心が満たされ、自分に自信がなければ年下の子に優しくしたり、導いたりすることはできません。援助する大人側にきめ細かく特別な配慮やチームワークが求められます。


子どもは記憶に残っていないにも関わらず、不思議なほど2、3歳のときに自分が受けた扱いを2、3年後にそのまましようとします。入園時に十分に自分の意思が尊重された子は、小さな子が入園してきて気ままに振る舞っていても気になりません。自分の楽しみが壊されそうになるときだけ、しつけをするように小さな子を導きます。

今学期は、来月から入園する子たちが慣らし保育として何回か来園しましたが、多くの保護者さんが大きな子たちのリーダーシップに驚いたと言いました。“この子(人)は何をしたいのか”と探り、認め合おうとする基本は、相手の年齢が何歳でも変わりません。“責任はポジションによって変わる”ことも3~4年間の体験を通じて十分に分かります。
来週から入園してくる子どもたちも、3、4年後、きっと素晴らしいリーダーシップをみせてくれるでしょう。多くの卒園生たちがそうであったように。



卒園生のみなさん、たくさんの感動をありがとう!
未来はきみたちのものです! Good luck!


“夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。それは、「Curiosity(好奇心)」「Confidence(自信)」「Courage(勇気)」そして「Constancy(継続)」である。” ウォルト・ディズニー



『Firstbook 世界基準のこども手帳』
 
4月から親子で始めるプロジェクト!
 対象:3歳~9歳ぐらい

*画像をクリックすると専用サイトにつながります。
techo0227

世界基準の子育てセミナー(大阪)
~6歳までの子育てベストアプローチ~
4月21日(土) 大阪(本町駅) *参加受付中 
https://firstbook.shop-pro.jp/?pid=128398215
1e4351bb6d5a8198d6a627cd75da9cf5_s


世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
第2刷が配本されました。
(クリックするとアマゾンのサイトにつながります)











世界基準の子育て・セミナー(大阪)

1e4351bb6d5a8198d6a627cd75da9cf5_s

大阪でセミナーを開催します。6歳までの子育てにおいて何が一番重要か、世界のどこでも通用する素養をもつには何に気をつけなければいけないか等、お話させていただきながら皆様と交流できる機会を設けます。

“世界のどこでも、自分らしく、輝ける子に”
~6歳までの子育てベストアプローチ~


日時:
  2018年4月21日(土) 14時~16時 

 
会場:
  大阪クロススクエア3F(最寄駅 御堂筋線・四ツ橋線・中央線「本町」駅)

  
 内容構成:
  〇セミナー
 ・6歳までの子育て~ここがポイント
 ・幼児期に育まれるリーダーシップの土台と資質
  ・世界のどこでも通用する内発性・個性・協調性を育む
 ・理論にもとづけば子育てはもっと楽しくなる
 ・世界のどこでも「自分らしく」生きられる子に
 ・失敗しない幼稚園・保育園選びの目安として


  〇意見交換会

お申込み・お問い合わせはこちらから



『Firstbook 世界基準のこども手帳』 4月から親子で始めるプロジェクト!
子どもの「やりたいこと」を支え、大きな夢へとつなぐ手帳 
 
対象:3歳~9歳ぐらい

*画像をクリックすると専用サイトにつながります。
techo0227




こども手帳 「やりたいこと」を書く効果

b2545ba8ef8d30d4380c76d31452ace9_s

特に男の子をみて思うことです。「やりたいこと」を意識して登園してくるのと、それを持たずに来るのとでは過ごしている時の目の輝きが違うと思うことがあります。行き当たりばったりで目の前に出されているものの中から好みなことを見つけるのも全くよいと思いますが、最初からやりたいことを持っている子は、光を放つような姿で自分の世界に入っていきます。声をかけるのも申し訳なく感じるほど目力がつよく、輝いています。
 

「やりたいことを書く」習慣は、“やりたいことを考える”習慣へとつながります。大人も子どもも実際にはやらなければいけないことで一日の大半が既に決まっています。そんな中、ひとつでも「やりたいこと」として意識できれば、一日の見通しは明るくなり、主体性をもつことにつながります。


実は、わたし自身、子どもたちの様子に影響を受け、スケジュール帳とは別に現在毎朝やりたいことを一言ずつ書く欄を手帳に設けています。本当にやりたいことしか書きません。「ジョギング」や「筋トレ」をしたくてウズウズしている時はそれを書いたり、逆にそういう気がなく、すごく書きたいことがある時には「ブログをかく」等と書くこともあります。やらなければいけないことはスケジュール帳に書いて消化しようとする中、“きょうは何をしたいかな”と考えて書くことは日々違うので楽しく、そこに活力があることも分かりました。本当にやりたいことを書くことによって、今まで以上に一日が明るくパワフルに始まるようになりました。

 

先日、久しぶりに一参加者として「デンマークと日本の放課後」というセミナー系のイベントに出席しました。デンマークの施設で勤務するデンマーク人の方が、会場の方からの質問で(確か)「アートクラスのようなプログラムはありますか?」と聞かれた時、「そういうことは授業時間でやることです」と返し、“自分のやりたいこと”“自分で考えて仲間とつながること”の大切さについて延々と熱く語る姿が印象的でした。

 

6歳である年長の子どもたちも、あと20回ばかり寝ると「〇〇ちゃん、きょうは何をしたいのかな?」等と、もはや誰も声をかけてくれなくなります。男の子も女の子も、時間割やプログラムが決まっている中でも自分自身で「やりたいこと」を見つけ出し、期待感をもって一日の生活を始められるようになってほしいと願っています。
 


『Firstbook 世界基準のこども手帳』 4月から親子で始めるプロジェクト!
子どもの「やりたいこと」を支え、大きな夢へとつなぐ手帳 
 
対象:3歳~9歳ぐらい

*画像をクリックすると専用サイトにつながります。
techo0227




世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
第2刷が配本されました。
(クリックするとアマゾンのサイトにつながります)








世界基準の子育てセミナー
(第1回大阪)

~6歳までの子育てベストアプローチ~
4月21日(土) 大阪 受付開始しました
https://firstbook.shop-pro.jp/?pid=128398215
1e4351bb6d5a8198d6a627cd75da9cf5_s



にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村



にほんブログ村



「入園式」をしない理由

d410e4cea9bdb4469c431f1d78c30807_s
小学校から海外へ引っ越された方が最初にビックリされることとして「こちらでは入学式すらないんですよ」というのをよく聞きます。園も、学校も行事といえば、卒業式ぐらいしかないという国が欧米では多いようです。


私は日本で園や学校を運営する以上、文化や伝統の根底にあるものは大切にしたいと思っており、欧米の真似をしたいとは思っていません。運動会も、形やスタイルをかえて行っています。

しかし、ひとつだけ、過去に色々形を工夫しても、子どものために“まったくやる価値のない”という思いに至った行事があります。「入園式」のことです。(全員が6歳を過ぎて参加をする小学校の「入学式」は、内容はともかく、行事自体はあってもいいと思っています)

日本には始まりと終わりを大切にする文化があり、そこに礼儀も伴うので多くの方が入園式も大切に考える気持ちはよく理解できます。しかしながら、3歳(またはそれ未満)の子どもたちからすれば、入園自体が人生で初めて母親(父親)から離れるという不安に満ちた一大事の時です。そんな時に正装した大人に囲まれ、仰々しい環境でどれほどの子が期待感を持てるでしょうか。

私の園でも過去には入園式を開催し、できるだけ雰囲気を和らげようと入口からぬいぐるみを置いたり、床に座れるようにしたり工夫をしました。そうすれば、確かにやり過ごせる子は出ますが、しかし、そんなことをくり返す中、“入園式とはそこまでしてやる価値があるのか”と思い至るようになりました。

私たちに必要なことは、不安でいっぱいの子どもたちを温かく受け留め、ここは第2の家庭であることを揺るぎない姿勢と環境で示すことこそ子どもが求めているものであり、結局は預ける親への満足にもつながるのではないかと。


また、別の観点からの理由もあります。保育園型の運営は「春休み」がないため、新年度への移行が土日以外は一日のインターバルもなく成されます。認可保育園であれば、土曜日も運営しており、幼稚園でも預かり保育のある園が増えていますので職員にとっては春休みに余裕はない状態です。「入園式」は幼稚園、保育園ともに勤務する職員にとってはただでさえ多忙を極める時期、更に過酷な環境で準備に追われているのではないでしょうか。


因みに一年の終わりに成長をお祝いしあう修了式については、毎年、私の園では4歳から6歳まで全員親子参加で実施しております。子どもたち自身も多くの子が楽しみにしています。先日も、卒園する保護者だけでなく、年少や年中の保護者の方々まで我が子やお友達の成長の様子に涙ぐんでいるのをみて開催する意義を改めて感じたところです。




世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
第2刷が配本されました。
(クリックするとアマゾンのサイトにつながります)








『世界基準の子育てセミナー(第1回大阪)
~6歳までの子育てベストアプローチ~
4月21日(土) 大阪 受付開始しました
https://firstbook.shop-pro.jp/?pid=128398215
1e4351bb6d5a8198d6a627cd75da9cf5_s


Firstbook 世界基準のこども手帳』 4月始まり!3歳~9歳ぐらい
“好きなこと、やりたいことで、人生をデザインしていく”

*画像をクリックすると専用サイトにつながります。
techo0227


にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村



にほんブログ村




アインシュタイン 「教育とは」

225px-Einstein1921_by_F_Schmutzer_2
Wikipediaより画像を引用

「教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れた後に、自分の中に残るものをいう」とは、アルベルト・アインシュタインの名言であり、幼児教育における私の実践を短い言葉で説明するものでもあります。


今年の卒園式では保護者の皆さんにこの言葉を引用しながら、卒園する子どもたちに3、4年間で宿った資質(残るもの)は一生消えないというお話をさせていただきました。先に上の子が卒園して小学生になっている保護者さんからは、大人数の小学校に行っても他人に依存したり、左右されたりせず、自分のやりたいことを追求しながら友達を集めているというお話もあり、大変うれしいものでした。


よく、入園説明会では「この園で素晴らしい教育を受けたとしても、日本の小学校に行ったらその良さが消えてしまうのではないでしょうか?」と聞かれます。5、6年前は実績が少ないので上手に答えられませんでしたが、今では、多くの卒園生の保護者さんから「幼児期に身につけたものは、そう簡単には消えない」という声やエピソードをいただき、自信を持って「消えない」ということを言えるようになりました。


有能感、責任感、思いやり、やり遂げる力。これらを育む毎日は実は理論的で緻密な過程をたどる必要があります。経営者の理念だけでは実現不可能であり、現場の援助者や専門講師の方々の姿勢や提示能力が重要となります。(詳しくは、「世界基準の幼稚園」に書きました。)


IMG_5418
昨日、土曜日は修了式のみの開催で集まったにも関わらず、朝、「きょうも、手帳に“やりたいこと”書いていい?」と聞いてくる子がいました。手帳には「うた」と書いてあっただけですが、自分のやりたいことをひと言書くことが、その子にとって一日をスタートさせる身だしなみのようになっています。自分の意欲を受け止めてくれるツールとして、Firstbook手帳がこども自身によって習慣的に使われていることには大変嬉しく思います。


6歳までに身につけたもの。意識できるものより、無意識、無自覚のものが多いでしょう。いつまでも好きなこと、夢中になれることを大切に。新しい環境で新しい自分を発見する、新しい航海を楽しみましょう!



Firstbook 世界基準のこども手帳』 3歳~9歳ぐらい
“好きなこと、やりたいことで、人生をデザインしていく”

*画像をクリックすると専用サイトにつながります。
techo0227


『世界基準の子育てセミナー(第1回大阪)
~6歳までの子育てベストアプローチ~
4月21日(土) 大阪 受付開始しました
https://firstbook.shop-pro.jp/?pid=128398215
1e4351bb6d5a8198d6a627cd75da9cf5_s



世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
第2刷が配本されました。
(クリックするとアマゾンのサイトにつながります)











にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村



にほんブログ村








author

橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
記事検索
アーカイブ
コンタクト
Amazonライブリンク