幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。



子育てにどう向き合えばよいか

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はせがわわかさんが4月20日“新刊”を出されたとのことで、早速読ませてもらいました。「1人でできる子になるテキトー子育て(SBクリエイティブ)」。書籍のタイトルは(一般的に著者には決定権がないので)、ソフトバンクさんらしいタイトルだなと思いつつ、手にとりました。


さて、その内容はタイトルから受ける印象とは全く違いました。子どもは適当に扱えばよい等と書かれているわけではなく、また、我流の子育て論が紹介されているわけでもなく、国内外1,000以上の子育てに関する研究を調べ、まとめあげた著者の考察が分かりやすい事例とともに紹介されています。全体的に素晴らしい!と感じる内容ばかりで共感する点や再発見につながることが多く見つかりました。

“子どもの「なぜ?」に事実で応えようと頑張らない”の項には、なんで?どうして?と聞き続ける幼児にどう返せばよいのか、親の立場だけでなく、保育士にとっても参考になることが理論的に説明されています。


食事の項では、“食事は30分でおしまい”“むら食いを気にしない”など、9割の家庭や保育現場が信じていることをくつがえすような興味深い知見が書かれています。食品を冷凍しても栄養や味を失わない方法などは、親の立場からすれば毎日の生活を上手に営んでいくうえで極めて現実的な解だと思います。

また、“SNSなどで他人のリア充を見て、自己嫌悪に陥らなくてもいい(たった一回の大成功だけアップしているだけ”のような、現代の親が悩みそうなテーマにも触れて感情をコントロールする方法が紹介されています。


“子育てにどう向き合えばよいか”。そんな悩みを抱える親御さんは普通に多いことと思います。親に寄り添うことが求められる私たち保育関係者においても、親が抱える現実的な課題は知らないことが多くあります。正解よりも、「現実解」や「納得解」が求められる時代。子育て中の方、保育・教育関係者にもぜひお勧めしたい一冊です。


5月11日に、著者・はせがわわかさんの講演会を開催します。どなたでもご参加いただけます。母と子の特別な関係が少しでも楽しいものとなり、それをサポートする方々も課題を上手に乗り越える一助になれば幸いです。興味ある方は以下からお申込みください。



子育て・親育て支援講演/交流会> 
 講演者:はせがわ わかさん
23,000部突破「世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!頭のいい子にする最高の育て方」の著者。ハッピーエデュ代表。新刊は「1人でできる子になるテキトー子育て」

5月11日(土)10:00~11:30
梅丘パークホール(小田急線・梅ヶ丘駅 徒歩1分)  *幼児園 First Classroom 梅ヶ丘隣接です
内容:子育てにどう向き合えばよいか。実は間違いだった一般の子育て常識など(科学的エビデンスをもとに)。
☆講演とともに意見交流の場も設けます。

参加費:3,000円(税別) *会場の都合上お子さんの同伴はご遠慮をお願いします。乳児さんの場合はご相談下さい。(飲み物などは各自でご持参ください)


<お申込みはこちら>
https://ws.formzu.net/fgen/S5475709/












「食育」の親子講座を開催

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麹をつかったお弁当・おかずづくり(+デザートのおまけ付)、先週末に開催し、大変盛り上がりました。市販の麹と手作りの麹の食べ比べでは、「おいしい!」と笑顔が参加された親御さんと子どもからあふれました。


参加された方々からは「今晩から使ってみます!」「明日から活用します」という声が多く聞こえました。また次回も園の食育方針に沿った内容でみなさんが家庭で活用できる楽しい講座を開きたいと思います。


講師の野田真実先生が、今回の様子を詳しくまとめてくれました。
https://ameblo.jp/maaminfeltaccessory/entry-12455807770.html











第3回 子育て支援講座 はせがわわかさん

第3回は親子講座ではなく、子育て・親育て支援につながる講演会を企画しました。今回は私の講演ではなく、親の立場からお話できる方にお願いしたいと考えていたところ、大変ピッタリの方にご快諾いただききました。

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昨年著書を出版し、当園にお子さんを3年間通園いただいた経験もある長谷川和香さんに講演してもらうことになりました。一冊目の著書、「世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!頭のいい子にする最高の育て方」は、増刷を6回繰り返し、なんと現在23,000部にも至っているようです!(私の本の4倍です)。また、今月20日にはこれも驚いたことに新刊も出るそうです。(「1人でできる子になるテキトー子育て|世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!」

長谷川さんは当時お子さんが2歳だった時も、現在も、フルタイムで会社に勤めながら子育てをしているママ(リケジョ)です。理系出身の専門性から教育や子育てに関する国内外1000以上の論文や研究結果を読み解き、本にしたということで大変興味深いと思っています。

出版社さんによる商業目的の紹介では「著者は子育てオタク」と書かれてますが、実際は全然そんなことありませんので、ぜひお会いしてみてください。笑。

子どもも一人ひとり個性があり、違うように、家庭や子育てもいろいろでよいと思います。今回の講演会は“子育ては〇〇であるべき”というような内容ではありませんので、ぜひお気楽にご参加ください。

そして、天気がよければ、アフターイベントは目の前に広がる羽根木公園の豊かな自然の中で息抜きをしていってください!子育てにおいてママが元気で明るいことが何より大切です。


第3回講座 子育て・親育て支援セミナー  
講演者:はせがわ わかさん
23,000部突破「世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!頭のいい子にする最高の育て方」の著者。ハッピーエデュ代表。新刊は4月20日発売・予約受付中

内容:科学的エビデンスに基づく最高の育児。実は間違いだった一般の子育て常識など。

5月11日(土)10:00~11:30
~講演とともに意見交換のための交流会も設けます。
会場:梅丘パークホール(小田急線・梅ヶ丘駅 徒歩1分) *幼児園 First Classroom 梅ヶ丘隣接です
参加費:3,000円(税別) *会場の都合上お子さんの同伴はご遠慮をお願いします。乳児さんの場合はご相談下さい。(飲み物などは各自でご持参ください)

<お申込みはこちら>
https://ws.formzu.net/fgen/S5475709/
定員に達しましたら締め切りとさせていただきます。講師へのメッセージもあれば是非添えてください。



〇ご参考
本日発売 「頭のいい子にする 最高の育て方(はせがわ わか)」







「麹」は縁の下の力持ち

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〇2006年「国菌」に認定!
麹はしょう油や味噌づくりなど日本固有の食文化を支えるうえで欠かせない存在として、2006年には「国菌」と認定されるまでに至っています。
年一回行う園の味噌づくりでも子どもたちが「米麹」に触れ、五感をフルに使って楽しんでいます。

 幼児園First Classroomの味噌づくりの様子
 http://innovative-sprout.com/archives/1039655752.html


〇わたしたちの身体になぜ麹が必要?
麹活用の歴史はアジアで古く、わたしたちの祖先は発酵によって作られる味噌、しょうゆ、みりん等の調味料やお酒づくり等で、麹を活用してきたといわれています。つまり、現在のわたしたちの身体のベースに麹の存在があるといっても過言ではないと思います。

 紀元前から日本の食生活を支えてきた麹
 https://www.marukome.co.jp/koji/history/


〇麹にはどんな栄養や健康効果があるの?
麹には酵素が多く含まれており、野菜や肉と一緒に食べることでその食品の栄養の吸収まで効果的に促進されます。また、腸内で善玉菌を増やし、豊富なビタミンB群によって疲労回復や美容効果も促進するなど、様々な効果が明らかになってきたようです。

 麹の栄養素と健康効果 (KAWASHIMAYAさん)
 https://kawashima-ya.jp/contents/?p=5292


〇長続きの理由は「旨味」と「甘味」
どんなに体によいと言われても、美味しくなければ長続きはしないし、伝統として残ることにもならなかったと思います。麹は酵素やアミノ酸などの働きによって「旨味」と「甘み」をつくり出し、食べておいしいと感じる、”笑顔をつくり出す素”にもなっていると言えるのではないでしょうか。

 うまみ発見は日本人科学者
 https://www.umamikyo.gr.jp/knowledge/discovery.html



参加受付中>
第2回親子講座~【食育】を使ったお弁当クッキング
日時: 4月20日(土)10:30~12:30
会場: 羽根木公園入口 「幼児園First Classroom梅ヶ丘校」・小田急線梅ヶ丘駅1分
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<詳細とお申し込みは以下より>
http://innovative-sprout.com/archives/1074153026.html














呼称と人間関係のつながり

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数年前、年上の子を呼び捨てで呼んでいる子に「“〇〇くん”って言おうね」というと、逆に年長の子から「先生さー、おれたち男同士はそれでいいと決めてるからいいんだよ。」と言われ、納得したことがありました。笑

また、今年、小学校での生活を紹介する活動で来てくれた私立小に通う卒園生からは、「うちの担任は~」と何回も楽しそうに話し、そして「変わった人です」と、まるで親しい兄貴を紹介するように語っているのが印象的でした。
後でお母さんに聞き、その子に質問してみてもらったところ、クラスでは誰一人先生のことを先生と呼ばず、ニックネームや苗字の語尾をのばすような呼び方で友達のように呼んでいるとのことでお母さん自身も驚いていました。

別の話ですが、近隣にはほぼすべての先生が園児のことをニックネームや呼び捨てで呼ぶのが当たり前な(割と人気のある)幼稚園があります。私からすると大いに違和感があり、賛成はしないのですが、その園は保護者公認でその関係性が成立しています。

呼称と人間の関係性にはつながりがあると思います。どのような関係で人間同士がつながりたいか、時代や社会のあり方が、言語の特性以上に起因になっていることと思います。日本語にも日本語らしいそれがあり、日本語だからこれはダメという決まりはないと思います。

教育関係者の中には、“「先生」と呼ばれないと子ども(生徒)から尊敬される関係が成立しない” と心配する意見も多いですが、それは違うと思います。私は長くアメリカの会社に勤務し、上司でも社長でも会長でも、当然ファーストネームで呼んでいましたが、常に尊敬の気持ちはもっていました。一方で、人間としては対等という関係性が成立していますので、上の人たちも必要以上に構えたり、欠点を隠そうとしなかったりするのは付き合いやすいものでした。(実際に上司のダラシない部分などは笑い話にしていました。笑)それは英語だから特別ということではないと思います。

偶々ですが、私の新しい園では、新任のルーム長の提案で職員同士は互いに「〇〇先生」と呼ばず、年齢や性別に関係なくファーストネームで「〇〇さん」と呼び合うことになりました。既に私も「園長先生」と呼ばれることが新しい園においてはなくなり、下の名前でみんなから呼ばれるのは日本にいないような不思議な感覚です。新園は来週開園し、それに接する園児たちがどのような反応を示すのか、関係性はこれまでと変わるのか、楽しみです。














author

橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
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