先日、5歳の女児がプレゼンテーションに持ってきたものは、なんと“小さなホッカイロ”一つです。スピーチタイム開始の合図があると、ニコニコしながら「これは、ホッカイロといいます。。。この中には『砂』が入っているんです!そして・・・」と始め、カイロひとつでなんと約2分もお話し、聞いている園児たちも興味深そうに耳を傾けているという場面に遭遇しました。思わずの出来事に感動しました。
さて、先の5歳児と大人の人を惹きつけるプレゼンテーションには共通項があります。それは、ものの説明をしているのではなくて、自分の驚きや感動、発見をしっかりと言葉にして表現していることです。日本では、自分がどう感じ、どう捉え、何とつながりそうか等を発表に添えるとマイナス評価をもらうこともあるようですが、社会、特にグローバル基準は全く逆です。ネットで調べればすぐに出てくる知識などを流暢に語れても、退屈なだけです。事実だけの話も面白みがありません。