幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。



TBSラジオに出演しました

#3月7日(水)19時にも2回シリーズで出演させていただきます。
2月28日(水)19:00 TBSラジオ
THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ 好奇心家族
「あしたのトリセツ」~AI時代の新たな教育について


・STEM教育の重要性が広く知られてきているが、どのように考えるか?
・20年後のリーダー育成のために、幼少期の教育が必要なのか?
・幼児期に身につけておくべきこととは?
・子どもたちを取り巻く環境が大きく変化をしていく時期に、First Classroomではどういった取り組みに力を入れているか?、等について、お話させていただきました。
放送終了後、多くの方から「聴きました!」とメッセージをいただきました。園でお世話になっているヴァイオリンや書道、体操、アートの講師の皆さんからも頂きました。お聴きいただいた皆様、どうもありがとうございました。


本番前、パーソナリティのFROGMANさんの声にうっとりとしていると、「本番です。ど~ぞ」と重い扉が開き、アナウンサーの伊藤楓さんの隣に座りました。番組は、偶々、友人である中村一彰さん(STEMON教室代表兼小学校教諭)が一ヶ月前に出演していたので親しみを持っていました。


放送中、台本にはなかった感動的なことが二つありました。ひとつは、エンディングの曲が私の言葉や話の展開から急遽、「Let It Go~ありのままで~(アナと雪の女王)」に変更になったこと。台本にはスティービーワンダーのIsn’t She Lovelyと書かれていました。(もちろんこれも素晴らしい曲です)

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♪「ありのままの~姿~」の曲は、3年ぐらい前、園の女の子たちを中心に一日50回ぐらい聞いていた曲であり、且つ、歌詞も園の保育方針と共通するところが多いため、グループ表現の場にも取り入れた思い出深いものでありました。上の写真がその時のものです。放送の日が偶々11周年の日であったこともあり、何かお祝いでもされているようでとても嬉しくなりました。同時に、ラジオの番組づくりにおける素敵な部分を発見しました!


また、もうひとつ、嬉しかったのは、番組プロデューサーさんが「Firstbook世界基準のこども手帳」に興味を示してくださり、放送の中で取り上げてくれたことでした。ご本人も、3歳のお子さんがいらっしゃるとのこと、「買わせてください!」と本番後にご注文をいただきました。
この手帳は「子どもに書かせる」ものではなく、小さな子にはお子さんの言葉を聞いてあげ、それをママやパパが書いてあげることで愛着が深まり、文字や言葉への興味も広がるものですので、それを正確に理解してくれたことにとても嬉しく思いました。

来週、3月7日(水)19時にもTBSラジオ、同じ番組に出演させていただきます。次回がシリーズ最後です。ご興味のある方は、ぜひお聴きください。



Firstbook 世界基準のこども手帳
“好きなこと、やりたいことで、人生をデザインしていける習慣を”

*画像をクリックすると専用サイトにつながります。
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フロッグマンさん、伊東楓さんと記念撮影


『世界基準の子育て講座(第1回大阪)
~6歳までの子育てベストアプローチ~
4月21日(土) 大阪 受付開始しました
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世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
第2刷が配本されました。
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こども手帳|専用サイトでしか販売しない理由

昨年著書を出版し、書店さんとつながりができたり、アマゾンでも検索やランキング付けされたりという実績ができたため、こども手帳を商品として送り出すうえでは選択肢と可能性が広がりました。

「書店や文具店でも販売しませんか」「アマゾンに出せば、推薦もしてもらえますよ」というお誘いや意見もいただきました。しかし、最終的に初年度はそれらをすべて見送り、専用サイトのみで販売することにしました。


なぜ?と言いますと、「Firstbookこども手帳」はその価値観を共有する方には月々に換算すると700円程度の“教材”でもあり、“お得な買い物”だと思うのですが、価値観を共有しない方には“8000円もする手帳”という“高い買い物”になってしまうからです。
アマゾンなどのサイトや一般の書店で販売すれば部数は伸びるかもしれませんが、イメージだけでポチッと買ってしまう方々も増えるため、それは避けたいと思いました。

専用サイトのつくりも工夫しました。すぐに購入ボタンを押さないよう、少し長い物語(商品誕生の背景、人生哲学、使い方などのストーリー)を読んでもらってから最後に「カート」ボタンを設置するようにしました。

従って初年度は限定した部数しか用意しませんでしたが、4月から購入いただいた親御さんやお子さんがどのような使い方をしてくれるか、こちらが「そんな使いかたもあるんですね!」とびっくりするようなこともあるのではと大変楽しみにしております。
まもなく、予約された方々へ配送が始まります。


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グループ表現展

「毎年、同じことをする」「全員で同じことをする」ことを前提に発表会をしようとすると、必ず、楽しくない練習がセットでついてきます。先生たちも「もう一回だけだから」「すぐ終わるから」と何とか子どもをその気にさせようと必死になります。果たして、嫌々付き合う練習にどれほどの意味があるのか。年長さんは幼児期が「あと30日」と少ししかありません。年中さんも残り400日を切りました。


著書に書いた“パワフルな内発性”、“ポジティブな個性”、“アクティブな協調性”を育むには、まずは幼児期という期間はとても短く、余計なことをしている時間はないと認識する必要があります。


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今月、私の園は園児たちがグループに分かれて表現を深めていくことを楽しみました。いつもより挑戦的な機会です。保護者さんには3日間を用意し、見たい日に見たい人だけ来てもらうようにしました。


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年長年中の女の子グループは、長いストーリーのお話を自分たちで考え、字の得意な子が紙に書き留め、おしゃべりを何時間もしながらペープサート劇を創作しました。みんな手づくりの過程を生き生きと、夕方にはまるで中学生や高校生が放課後に生徒だけで創作に励むように楽しんでいました。


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年長の男の子二人組は、話し合いによって「掛け算九九」の表をつくりました。先生の手助けは最低限にしながら、自分たちだけで一から九の段まで作り上げ、自分たちで紹介しました。早期教育?と見間違えそうですが、“好きなことを好きなだけやる”表現の世界です。作り込んでいる時は女の子たちとは違ってほとんどおしゃべりをせず、黙々と取り組んでいました。


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年少は、担任の先生のアイデアで先生と子どもが一対一で一緒に調べたり、考えたりしたことを表現する姿を一人ずつ見てもらいました。年少に対する日頃の保育のあり方そのものが垣間見られるものと、私は、大変うれしく思いました。もはや、私の理念や方針を、形にしてくれているのは私ではなく、現場の先生たちでもあると改めて実感しました。

最後にひとつ。好きなこと、得意なことを援助して上げるほど、“好きではないこともやってみよう”と何ごとにも意欲的になることはとても興味深いことです。


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こども手帳 “サイズへのこだわり”

こども手帳は、最終的に「B5版」を上巻(4~9月)、下巻(10月~3月)の二冊に分けることになりましたが、ここに辿り着くまでにも試行錯誤がありました。

現在、園の年長さんに使ってもらっている第1刷は「A4版」でした。これは、幼少期の子どもには書くスペースが広い方がよいという意見のもとにそのようにしたのですが、実際に持ち運ぶ姿を見ていると、子どもの手には大きすぎるようでダランとしてちょっと持ちにくそうでした。手帳はスケッチブックのような紙質とは違い、ページ数も多いので。

最初はB5ぐらいの大きさでは子どもが書きにくいのではないかと思いましたが、使っている子どもの姿から、やりたいことを手帳へ書くことはお絵描き帳に描くとも、手紙として書くこととも違い、問題ないと分かりました。むしろ、書きたい場所をすぐに見つけられるようでもありました。

最後に、手帳を半年ずつに分けて二冊にするとコストがかかるという問題は残りましたが、それでも、子どもが手にした時の使いやすさを一番に考え、いつも通り、“それで進めてしまえ~(笑)”とB5x2冊に決まりました。


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帯をはずすと、使う時の表紙はこのようになります。将来的には好きなカバーを選べるようにしたり、お子さんが自分でデザインできるようにしたり、Firstbookこども手帳らしさを広げていく計画です。


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起業家精神

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8年ほど前、ひとりの園児の「缶のリサイクルはどこでやってるの?見てみたい」という要望に応えるため、その場所を探したところ、園からそれほど遠くない場所にあることが分かりました。見学をさせてもらえるか電話をすると、創業者の社長さんが「うちは見学用のコースも、柵も何もないので危なくないか、まず見に来てほしい」と言われました。

訪ねてみると、そこは住宅街の中。ここに88万人の人口を抱える世田谷区の7割の缶が集まるの?と、まず驚きました。限られたスペースの中でトラックの積み下ろしから缶の選別、圧縮、運搬まで実にコンパクトにすべての機能が納められ、工場自体が防音対策まで含めて手づくりで試行錯誤のうえに作られたことがはっきりと分かるものでした。私としては、外資系企業に勤めて初めてマックをみた時以来の衝撃と感動でした。(マクドナルドのことではありません・・)

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園は少人数のこともあり、また子どもたちは屋外行動には慣れていることもあるので、それ以来、この臨場感あふれるリサイクル工場には定期的に見学に行かせてもらっています。職員の方々が子どもたちとの対話も大切にしてくれるので、毎回みんな生き生きと質問し、じぶんの生活と社会とのつながりについて興味を広げる機会にもなっています。

話がもどりますが、私はこの工場を見て、創業者の社長さんと話をさせてもらってから、「補助金がない」「環境が限られている」などをマイナス面と捉えることをやめようと決めました。当時起業したばかりの私にとってはとても勇気づけられ、地域で始めた事業がやがては公の役割まで担っているという点において、今でも目標にしています。私自身、毎回園児たちと訪れることを楽しみにしており、質問力旺盛な子どもたちの隙をみて、質問をさせてもらっています。

最近は起業家を養成しようとする補助金型のプロジェクトがつくられており、それも一つの方法として良いのですが、そもそもゼロからイチをつくるという能力は環境支援によって作られるというものではないと思います。様々な業種で偉大な創業者の方々をみると、むしろ環境に恵まれなかった人の方が多いと感じます。今回の「下町ボブスレーの騒動」(ジャマイカチームは、日本が補助金を費やしてプロジェクト化して提供したそりの使用を拒否し、ラトビアの小さな町工場で作ったそりを採用しようとした)は、正にそれに通ずる典型例ではないでしょうか。これでラトビアの小さな町工場が有名になることこそ、素晴らしいことだと思います。

高校生や大学生になって、もしアントレプレナー志向が強くなったら、ぜひまたこの工場に自分でアポイントをとって訪れてほしいと思います。きっと違う視点からみえてくることがあり、大いに参考になると思います。


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橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
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