幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。



突然、起こること

いつも言葉少なめなアートの先生が、長文で印象深いコメントを園だよりに投稿してくれましたので、本人許可のもとブログにも転載します。急な病気で倒れたものの、わずか3週間で回復して指導の場に戻ってこられました。

「私は可能性が未知数の子どもたちの魅力にとりつかれ、長く「絵画教室」を続けてきました。ある日 突然首筋に変な痛みが生じ「くも膜下出血」という病で即座に手術。元気に走り回る生活がいつ戻るのか不安になる日々をすごしました。3週間で退院すると その日もアトリエにはこどもたち、金曜日にはFCの子どもたちにも会え、モチーフを並べお話ししていると「頭を手術した事」 「やっと歩いてここまできた事」  全部何処かへ消えてしまいました。
子どもの目で捉え感じたものを表現する楽しさは私の心に元気をくれます。
昨日 再診を受けたら『身体とても良い状態です』と言われ、今の環境がどんなに幸せか再確認しました。        
11月も季節と子どもたちが心地良く結びつく活動を考えてみましょう。」

いつも健康的で元気な状態であっても、突然起こること。チャンスも突然くれば、ピンチも突然くる。今という貴重な時間を本当に大切にしなければならないと思いました。同時に、経営者としては自分にいつ何があっても、周囲の方々が困らないようにしておかなければならないと実感する出来事でもありました。


10月のアトリエ活動『墨絵』~ポットをモチーフに





オープニングスタッフ募集

“どうせ、幼稚園、保育園では自分の理想とする保育はできない”と思っている先生、あきらめないで下さい!そして我慢してやりたくない保育をし続けない方がよいです。気がつくとそれが自分の保育になってしまいます。“あなたがあなたでなくなってしまいます”。

来年、平成31年4月、小田急線「梅ヶ丘」駅1分の場所(世田谷区松原・羽根木公園隣接)にて、幼児園First Classroomの新園を開園することとなりました。東京は、最寄り駅が千歳船橋駅と梅ヶ丘駅、小田急線で3駅離れた場所に2園を持つこととなりました。

保育方針に共感、賛同をしてくれる方、そんな仲間が集まる場で働いてみませんか。完璧である必要はありません。必要なのはプロとして勉強し続ける意識、振り返りや内省を大切にする意識です。

保育の現場には若い方も、中堅の方も、ベテランの方も、チームとして必要です。好きなこと、得意なことがある方も、歓迎です。ご興味のある方、ぜひホームページからお問い合わせ下さい。食育のスペシャリスト、栄養士の方、調理のできる方も歓迎します。


新園・梅ヶ丘(羽根木公園): 4F 職員室/調理室のテラスからの眺望


新園の設立について


幼児園First Classroomにおける新園の設立について、こちらで経過をお知らせします。

◯東京
千歳船橋の園にて多くの方がお待ちいただいているため、世田谷区内にて新園の開設を準備しております。開園は2019年4月の予定にて、場所や募集要項はあと2、3週間で発表できる見込みです。もうしばらくお待ちください。


◯大阪
同じく2019年4月開園を計画し、現在、豊中市、吹田市、箕面市、茨木市を中心に場所の選定を始めております。詳細は決まり次第、ご案内いたします。

大阪でも開園準備を決めた理由は、「子どもを通わせたいから作ってほしい」という声をいただいたことが発端ですが、実現の方向へスタートが切れたのは「設立を支援したい」「一緒に働きたい」という理念や方針に強く賛同される方々からの声でした。


東京と大阪、二つの拠点から日本の教育を変える原動力になりたいと思っています。新しい子どもたちと保護者の皆さんとの出会い、新しい先生たちとの出会いを、楽しみにしております。






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サイエンス活動「からだのしくみ」

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毎夏恒例になっている、人気のサイエンス活動「からだのしくみ」。10回目ぐらいになりますが、ずっと、医師を職業とする保護者さんのリレーで毎年欠かさず実現しています。本当にありがたいことと感謝しています。

今年は、夕方4時からの実施にも関わらず、お休みの子がこの時間だけ来たり、一度帰宅した子が再び来園するなど、ほぼ全員が集まりました。

・人体模型に名前をつけさせる。年中の女児が手を挙げ「ミミーちゃん」に
・人体模型を使って、からだの各場所のおはなし
・飛び出す図鑑で、「うんち」「おしっこ」がどう作られるか聞く
・聴診器で友達と一緒に心臓など内臓の音を聴きあう
・白衣をきたり、針のない注射器をうったりしてお医者さんの疑似体験
・「かぜにまけるな」の読み聞かせで風邪予防のお話
・「手の洗い方」を実演しながら、みんなで手を出してキュッキュッ


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子どもたちの目が、耳が、釘付けとなり、質問もたくさん投げかけ、長い時間集中していました。自由時間になっても、他の遊びに移らず、ご持参いただいた道具を触りながら自分たちで工夫して遊びこみました。

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凄く盛り上がり、あまりの完成度の高さに「普段から講義をされているんですか?」と聞くと、講師の先生からは「初めてです。昨年、担当された医師のお母さんから様子をヒアリングして、対策を立てておきました」と。引継ぎまでされていて驚きました。ご多忙な中、感謝です。

年長の女の子が「わたし、お医者さんになる!」というと、講師の先生は「それは是非!医師不足だから有難い!」と返事をしていました。笑

子どもたちが将来何を目指そうとも、強い探求心や好奇心があれば、その世界は楽しいものであり、自分だけの発見もあることと思います。幼児期の体験の集大成がそれにつながることと思います。






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表現する楽しさ 日本文化と古典の世界

「クッキングの活動なのに、こどもたちの姿からは“やらせている感”が・・・」「発表会をすると一部の子以外はやる気が・・・」というような話を、幼稚園や保育園で研修講師として伺うとよく聞きます。

“こどもの何を育て、どのような人間になってほしいのか”。わたしたち現場の援助者は、毎日でもこれについて考え、振り返ることをしなければ、“船を安全に先導したのはいいが、別の港についてしまった!”という事態に陥ります。

改訂された3法令(幼稚園、保育園、こども園)の指針では、“幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿”が示されております。これは、勤務する園の方針に関係なく、どの園でも実現を目指すべき指標です。

環境設定(活動)においては、私の園でも試行錯誤を積み重ねてきましたが、先日、「伝統文化に親しむ日」では、偶々これまでにない達成感や発見がありました。

講師が「いたずら鴉(からす)」という三味線童謡をこどもたちに何回か聴かせ、登場する人や物を自分たちで発見させ、役作りも話し合いながら一人ひとりに自由度を与える、ちょっとした劇遊びを行いました。

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そのようにしたら、なんと、年少の園児たちも含めて自ら積極的に参加をし始め、しかも「もう一度」「別の役もしたい」と自分たちからリクエストがあり、結局、7~8回ぐらい繰り返しました。

多くの子が『表現する喜び』をつかみ、自信や達成感にあふれた瞬間でもありました。講師もとても驚き、この時偶々他の園からお手伝いに来てくれていた経験豊富な先生も、また同様に驚いておられました。
 
年少の園児が自ら難しい役をやりたいと言えるのには、年長の園児たちの“献身的なリーダーシップ”があります。

“献身的なリーダーシップ”とは、お手本を自慢気にみせるのではなく、サラッっとやってみせて年下の園児たちが真似てみたいといったときには、サポートする側にまわるという姿です。

(時々書いていますが、リーダーシップとはグイグイ引っ張っていくだけのものではありません)

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表現する楽しさと喜び。絵画や造形だけでなく、日本の文化でも味わってもらいたいと思います。このような体験を重ねて成長した子どもたちは、きっと将来、異なる国の文化をもつ人たちともそのよさをシェアでき、価値を伝えられるだろうとも思いました。






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author

橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
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