幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。



“やりたいこと”で人生をデザインできる子に

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あけまして、おめでとうございます。
いつもブログを読んで下さって有難うございます。

Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ)-
“もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分の「やりたいこと」だろうか?”

「やりたいこと」で人生をデザインしていく。しかし、これがなぜ難しいことなのでしょうか?誰もが好きなことをしたい、得意なことをしたいと思っています。ところが、毎日のスケジュールがいつのまにか小中学生ですら、「やらなければいけないこと」ばかりになっていないでしょうか。5歳の子どもたちでさえ気がつけば、好きだったことが“やらなければいけないこと”に変わり、好きなことを見失いそうになりやすい環境にいます。

2018年は、「世界基準の子ども手帳プロジェクト」より誕生した、“Firstbookこどもてちょう(親子レター帳付き)”を限定発売することとなりました。おおむね3歳から9歳までのお子さんを対象にした、親子で一緒に取り組むプロジェクトでもあります。一冊の手帳を通じて、お子さんがじぶんで人生をデザインしていけるよう応援します。

Thomas Fuller(トーマス・フラー) -
“習慣は賢者たちのペットであり、愚者たちのアイドルである”

幼少期の「習慣」こそ、将来への大きな力です。手帳の詳細は専用サイトで紹介しています。1月19日まで先行予約・特別価格にてお申し込みを受け付けております。

“世界のどこでも「自分らしく」力強く”
本年も、よろしくお願いいたします。

『世界基準のこどもてちょう(親子レター帳・シール付き)』専用サイト
*先行予約受付開始!1月19日まで特別価格で受付けています
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発表会より大切なもの

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先日、クリスマス・コンサートを開きました。演奏をお願いしていたピアノの講師から開催直前に思いがけない相談がありました。「卒園生のIちゃんに演奏の機会を頂けないでしょうか」と。幼児期には率先して自分から手を挙げるタイプではなく、いつも誰かのあとに友達と一緒にやりたがるタイプの子。一体、子どもが出ないコンサートでソロで演奏するとは、どうしたことでしょう?しかも開催直前に。

当日、その女の子はかなり気を張って来るのかと思うと、まったく逆で、“立ち寄っただけ”のような様子と表情で現れました。そして「楽譜はいらないよ」と言って小走り気味にピアノに向かい、淡々と演奏を始めました。
その後ろ姿は、私には立派になった姿というより、その子が鉄棒や上り棒に黙々と向かい合い、遊び込んでいた時と全く同じに映り、とても驚きました。“(良い意味で)なにも変わっていない”姿。演奏終了後も、あまり達成感に浸るような高揚した感じはなく、もっと先を向いているように感じました。

興味をもった私は後で、その女の子が急に出演を決めた経緯をピアノ講師に尋ねると、これにまた驚きました。実は年末に遊びに来る“おばあちゃん、おじいちゃん”をピアノ演奏で喜ばせようとしたのがきっかけでスイッチが入り、意気込んで練習を始めたとのこと。それがあまりに見事だったので、偶々目前にあったコンサートで弾かないか聞いてみたら、本人が二つ返事でOKしたと。つまり、みんなの前での発表は「次いで」であり「後付け」だったということです。

“おばあちゃん、おじいちゃんを喜ばせたい”と思ったのは、評価してもらうためではなく、純粋にその笑顔で喜んでもらいたかったから、持っている「ラーニングゴール志向」と「没頭力」に火がついたのでしょう。コンサート(発表会)での演奏には“立ち寄っただけ”に映った私の直感は的外れではありませんでした。発表会は料理にたとえると、“メイン”としてではなく、“添えるもの”であった時、最も子どもを伸ばすのではないでしょうか。いずれにしても、幼児期にそれに慣れておくとアドバンテージがあるということはなさそうです。

何かをやりたいと思ったとき、成し遂げられるかどうかは、発表会があるかどうかではなく、「強いラーニングゴール志向」と「豊富なフロー経験」があるかが左右します。そして、すべての土台は愛着であるということ。著書に詳しく書いておりますので、一度読んだ方もまた冬休みにもう一度お目通しいただければ嬉しく思います。


子どもが祖父母さんへ抱く愛着の大きさも改めて実感しました。先日、お会いしたある保育園の40代の先生は「早く、おばあちゃんになりたい」と言っていて驚きましたが・笑、子どもに与える影響力は時に親を越えるものがあり、それを知っていれば歳を重ねることも楽しいかもしれません。


1月1日より先行予約受付「世界基準の子ども手帳(親子レター帳付き)」
Firstbook 専用サイトはこちらへ(1月1日オープン)
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*只今、アマゾン在庫切れ中。大手書店でお買い求めください。

世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
2017-10-17
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ショウ・アンド・テル “卒業編”

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ショウ・アンド・テルを開始して2年がたちました。今年は驚いたことに、「何もモノを見せずに話したい」という子たちが現れ、一時期それがブームになり、年長は全員が何もモノがない状態でスピーチする内容を考えながら3分以上話すという経験をしました。もちろん、原稿も、事前練習もありません。

きっかけは当日スピーチをする当番の子が「忘れ物」をした時のことでした。その子は「なにもないけどお話だけしていい?」と先生に聞き、週末に家族と一緒に楽しんだことを話し始めました。それは正に、“ショウ・アンド・テル”から“テル”へと成長し、変化した瞬間でもありました。聞いていた子どもたちにも新鮮な光景にみえたのか、年長の他の園児たちにも何もモノを持参しないでお話するスタイルが広がり、気がつけば2学期には年長の全員がショウ・アンド・テルを「卒業」していました。

「忘れ物」をネガティブに扱わない先生や親の姿は、子どもに“発想の転換”を促します。最初に行った子は忘れ物をしたために、自分の新たな才能や楽しみ方に気づいたのかもしれません。誰にも強制されず、自分で気づいたり、発展させたりすること自体に大きな意味があります。何も練習をしなくてもその場で考え、みんなの前で話すことは楽しいという経験を重ねた子たちが、その力を将来どのように発展させてくれるか、楽しみです。



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橋井 健司
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「保育観の違い」は存在しない

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保育園や幼稚園から研修の依頼を受けるとき、「改善したいと感じているのはどんなことですか」と聞くと、多くの園が「職員間での保育観の違いをどう乗り越えるか」「保育観の違う職員とどう向かい合うか」という課題を上げる。マネージメント研修では、それについてどのように対応すべきか手順を紹介させていただいている。しかし、実は「保育観の違い」はほぼ存在しない。保育士や教員によって違うのは「保育観」ではなく、『社会観』でしかない。

幼稚園教育要領と保育所保育指針では、幼児教育として育みたい能力・資質として「3つの柱」が示され、更に幼児期の終わりまでに育って欲しい「10の姿」まで方向づけされている。これはどの園に勤めても基本的に目指さなければいけない方向性である。また、どの園で働いても子どもに対しては年齢ごとの発達段階に沿って援助が成されるべきものであり、これを逸脱することも基本的にあってはならない。
ここまで前提条件が決まっていれば、「保育観」がバラバラという状態になるはずがない。実際に、様々な保育園や幼稚園で研修講師をさせていただく際に「どんな保育を理想としているか」と一人ひとりに発言してもらうと、ほとんど皆が同じ方向性を示し、違いを感じない。では、何が違うのだろうか?

日本の場合、中学や高校で“わたしと哲学”や“わたしと社会”について学びを深めたり、意見を交換したりする授業がまずない。学生時代にアルバイトをすれば、少しは自分の「社会観」を磨く体験ができるが、それだけでは一面的であり不十分である。一定期間、留学でもしない限り、「社会観」を磨く機会がない。そして、教員や保育士を目指す多くの人はその閉ざされた学校社会からそのまま就業するため、大人になって余程自分から違う世界の人と付き合うように努力しない限り、自分の社会観が磨かれない。

しかし、これを乗り越えないと、保育の質も、教育の質も上がらない。理念や方法だけを語っていても前に進まない。「社会観」の違いをどのように乗り越えるか、来年はそこにツールやメソッドを開発したい。自分だからこそできることがあるかもしれない。


保育研修のご依頼について
http://goodeducation.tokyo/




世界基準のこども手帳 ☆元旦より先行予約受付

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一年前に発足したプロジェクトが実を結び、この度、「Firstbook世界基準のこども手帳(親子レター帳つき)・4月始まり)」を発売することとなりました。平成30年1月1日より、先行予約受付を専用サイト(只今準備中)にて開始いたします。

“人生を自分でデザインできる子になってほしい” “すべての土台となる親子の愛着形成をサポートしたい”という想いを、一冊の手帳に込めました。多くの家庭の子育て支援につながれば大変うれしく思います。

本プロジェクトの経緯や手帳キットの機能・詳細は専用サイトで紹介いたします。また、購入された方々を、年間を通してサポートできるよう、Facebook、Twitter、Instagramでも専用ページをつくり、ユーザー同士のアイデア交流等も可能にする準備をしております。

「Firstbook世界基準のこども手帳(親子レター帳つき)・4月始まり)」の専用サイトは1月1日午前0時にオープンし、同時に先行予約受付を開始する予定です。



世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
2017-10-17
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橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
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