毎年、七夕の日に飾る笹を近所の方からいただいており、七夕会には招待をして子ども達と地域の方々との触れ合いや交流にもつなげています。先生が「七夕の歌をおじさんにプレゼントしましょう」と言うと、いつもはよくふざけなげら、大きすぎたりする声で歌っている園児たちが実に姿勢正しく丁寧に、みんな揃って歌い、見事な調和でした。時々公園に行く途中で優しく手を振ってくれたり、手にタッチしてくれたりする、子ども達もよく知っているおじさんなので“歌をプレゼントしたい”という心がこもったものと思います。

歌の後は「リトミック」を行いました。七夕にちなんで「☆」のマークの飾りを子ども達は頭に巻き、カスタネットや鈴を持ちながら「きらきら星」の歌に合わせて即時反応を楽しみました。高い音は空に向かって手を伸ばしてきらきらと、低い音は雷として頭を抑えてしゃがみ込みました。笹をいただいたおじさんにも参加してもらい、子ども達は笑顔で自分たちから近づき、その優しさに包まれるように触れ合いを楽しみました。

リトミックの後は先生による織姫と彦星のペープサート劇を鑑賞しました。今日は天気が雨のため、天から流れる「織姫の涙」は子ども達の印象に強く残ったものと思います。みんなとても静かに座って真剣にお話を聞いていました。

最後は、短冊に願い事を年上の子は自分で書き、年下の子たちは先生と一緒に書きました。笹飾りもマジックや糊、はさみを使って工夫しながら作りました。子ども達が書いた願い事は一人ひとり自分らしく、優しい気持ちが育まれていること等も感じられました。「七夕」の日を通じて、地域との交流、リトミック、お話を静かに聞くこと、工作など様々な学びの機会へとつなげました。

008