どんなに献身的に保育者が子どもに接しても、または父親が優しく面倒見がよくても、子どもは体調が悪かったり、困難に直面したりして声を出して泣く時には必ず「ママ~」と言います。「先生~」や「パパ~」とはまず言いませんので、母親という存在の大きさをつくづく実感します。

母の日を前に子ども達が大好きな「お母さん」に関する絵本の読み聞かせ、会話を通じての表現活動の機会を園で設けますが毎年それに大変意味を感じています。形式的に何かを作り、贈ることであればあまり価値はないと感じますが、離れていても、忙しくても、叱られても子ども達の心の中にはいつもお母さんの存在があり、その気持ちを表出できる機会があることは子ども達にとっても嬉しいものです。


子どもは決して“完璧なお母さん”や“理想的なお母さん”を求めているのではなく、また、母親に何か素晴らしいことをしてもらいたいと期待しているわけでもなく、ありのままの“不完全なママ”が大好きです。「母の日」はお母さんが自分を大切にする日でもあってもらいたいと思います。


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