今年は初めに予定していた開催日が雨天により、運よく祝日の「体育の日」に園の親子スポーツピクニック会(フェット・デュ・スポール)をしました。例年より少し肌寒い日でしたが最期まで雨が降らずに楽しく行うことができました。

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プログラムは、最初に大きな木々に囲まれ、地面は芝生という非日常空間での自由遊びから始まり、子ども達に伸び伸びと楽しんでもらいました。環境設定として、ボール、フープ、キャタピラ、トンネルなどを用意し、先生たちからは「来年はバトミントンなども年長児にはいいね」という意見も出ました。親御さんがお子さんのお友達とも遊んだり、園児たちがお友達のパパママとも交流したり微笑ましい光景が溢れました。園児たちの遊び方もそれぞれの子が一年前と比べると随分変わり、成長を感じさせました。

担任の提案で行った年長児の「組体操」は、子どもたちが全体の名称と個々の形のイメージ名を決め、共同で表現する楽しみを覚えました。活動の過程では子ども達から「うわ、すごい!気持ちいい」と、体の線を美しくまっすぐに伸ばすことへの身体的な快感の気づきや「え?全然、軽い!」と姿勢を正せば友達がのっても平気なことがわかる気づきがあり、幼児たちは私たちが思いつかない所で組体操の楽しさを感じていました。
組体操は団結して成し遂げる精神的な楽しさ以前に、身体表現としての快感があるべきものだと思います。小中学校で問題になって中止が相次いでいますが、最も大切な基本を忘れ、大人たちが勝手に精神的な満足に暴走してしまったからではないでしょうか。

親子で行ったボール運びやリレーなども、子ども達は年齢に応じて楽しみ方を変えながら自分らしさを存分に出してくれました。年中児のバルーン揚げはママパパから離れて初めて子どもたちだけで先生と一緒に“大きなものをつくる”体験でしたが、生き生きとした表情でやり遂げました。歌もしっかり声が出ていました。一年前とは比べ物にならない姿です。保護者の係の方々が考えてくれた「借り物競争」は、今までにない趣向の楽しいゲーム型競争で大変盛り上がりました。

みなさんの協力のおかげでとても楽しい会になりました。子どもたちの頼もしい姿から、行事のための練習は必要なく、逆に日常生活そのもの中での挑戦や試行錯誤の大切さを改めて感じるものにもなりました。もっともっと日常をより豊かにすることで、このイベントも自然と進化するよう目指していければと思います。明日はもう「稲刈り」です。子どもたちも自然の恵みを感じ、自然との共生を大いに感じる月となるでしょう。