今日はクラシック専門の音楽ホールでクリスマスコンサートを開き、親子で参加してもらいました。


昨年の12月、毎年クリスマスコンサートをしているクラシック専門の小さな音楽ホールで“ここで、日本の伝統芸的なことをやれたら面白そう(何としてもやってみたい!)”と思い、日本舞踊の先生にお願いする計画を立てました。今年8月、先生にダメ元でそのことをお願いすると、意外にも「いいですよ~」と二つ返事で受けてくれました。そして、同じコンサートでクリスマス曲のピアノ演奏をお願いしたピアノの講師とも一緒に打ち合わせすることとなり、日舞とピアノ演奏のコラボレーションも実現しました。

最初に一年の振り返りとして、担任の先生に春から冬まで子ども達が朝歌ってきた曲を弾いてもらいました。子どもたちも席でママやパパの隣りで一緒に歌い、和やかな雰囲気でスタートしました。

「うらしまたろう」は、本の読み聞かせを年長の園児に行ってもらい、その後に着物をきた日本舞踊の先生に踊ってもらいました。子ども達はストーリーを理解しているため、言葉を介さない踊りで表現されても次の展開を楽しみにしており、特に玉手箱が開いたら何が起こるか、ドキドキ期待感を持ちながら観ている姿が印象的でした。

ピアノ演奏はクリスマスメドレーに続き、講師2名が連弾で「そりすべり」を演奏してくれました。きょろきょろする、子どもたちからは音の重厚感とスピードに興味津々の様子が伝わってきたので、途中からピアノの前に来ても構わないと合図し、間近で観てもらいました。

最後は、ピアノ演奏をバックに踊る「元禄花見踊り」を観てもらいました。子どもたちからは「あやし~い!」という声が上がりました。そういう違和感を大切にしたいと思っていたのでとても嬉しく思いました。

子どもたちには音楽ホールという場で伝統文化を披露する“場違いなことをする価値”、そして、ピアノと日本舞踊という全く違う2つの世界を組み合わせることで“新しく生まれる世界”(和洋折衷ではない)も身体で感じてもらいたいと思い、講師の先生に無理を承知でお願いしました。成長した時、身体のどこかに残っているものが何かの役に立てばと願っています。講師の先生方も新しい何かを発見するヒントにもつながったようで尚嬉しく思います。