大人の感じる「達成感」と、子どもの感じる「達成感」はそのプロセスが違うということをよくお話し、このブログでも書いています。手指を動かし、刃物を使い、火を使うのは、子どもにとって冒険であり、大人が上手に援助してすべての工程に子どもが関われれば、大きな達成感や満足感も得られます。途中で「道」を変更したり、「欲しいもの」に気づいて追加したり、減らしたり、予定通りいかないクッキングの方が学ぶことが多いと、私は思っています。失敗して不味くて、みんなで原因を考えるなんてことがあれば、学びの場としては最高の体験ではないでしょうか(勇気がいると思いますが)・笑。


以下は、園の栄養士の先生が書いた記事です。3月の園だよりからの転載です。

「今月はカレーとチャパティと野菜サラダを作ります。にじさんにとって最後の食育活動です。皆でワイワイと楽しく、心に残る活動にしたいと思います。
ご自宅では子どもは料理をしたがるけど、忙しいし、危ないしという方もたくさんいらっしゃると思いますが、一緒にやることにより、好奇心だけでなく「達成感」も満たされると思います。
先日、約10年ぶりに20歳の次男と一緒に料理をしました。小学生低学年までよく一緒に台所に立っておりましたが、スポーツなどの習い事が忙しくなり、だんだん機会が減っていきました。今回、ドライカレーを作ったのですが、普段なかなか話せないことを話してくれたり、料理の様々なアドバイスをしたりもしました。彼の思いつきで私が思いつかない食材や調味料を入れてみたりし、彼のオリジナルカレーが出来上がりました。
いくつになっても一緒に作って一緒に食べるというのは幸せなシーンです。私は親子一緒の料理作りを何歳になっても勧めたいと思います。味を介した素晴らしい親子の交流だと思います。」