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ショウ・アンド・テルを開始して2年がたちました。今年は驚いたことに、「何もモノを見せずに話したい」という子たちが現れ、一時期それがブームになり、年長は全員が何もモノがない状態でスピーチする内容を考えながら3分以上話すという経験をしました。もちろん、原稿も、事前練習もありません。

きっかけは当日スピーチをする当番の子が「忘れ物」をした時のことでした。その子は「なにもないけどお話だけしていい?」と先生に聞き、週末に家族と一緒に楽しんだことを話し始めました。それは正に、“ショウ・アンド・テル”から“テル”へと成長し、変化した瞬間でもありました。聞いていた子どもたちにも新鮮な光景にみえたのか、年長の他の園児たちにも何もモノを持参しないでお話するスタイルが広がり、気がつけば2学期には年長の全員がショウ・アンド・テルを「卒業」していました。

「忘れ物」をネガティブに扱わない先生や親の姿は、子どもに“発想の転換”を促します。最初に行った子は忘れ物をしたために、自分の新たな才能や楽しみ方に気づいたのかもしれません。誰にも強制されず、自分で気づいたり、発展させたりすること自体に大きな意味があります。何も練習をしなくてもその場で考え、みんなの前で話すことは楽しいという経験を重ねた子たちが、その力を将来どのように発展させてくれるか、楽しみです。



1月1日より先行予約受付「世界基準のこどもてちょう(親子レター帳付き)」
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世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
橋井 健司
光文社
2017-10-17
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