「毎年、同じことをする」「全員で同じことをする」ことを前提に発表会をしようとすると、必ず、楽しくない練習がセットでついてきます。先生たちも「もう一回だけだから」「すぐ終わるから」と何とか子どもをその気にさせようと必死になります。果たして、嫌々付き合う練習にどれほどの意味があるのか。年長さんは幼児期が「あと30日」と少ししかありません。年中さんも残り400日を切りました。


著書に書いた“パワフルな内発性”、“ポジティブな個性”、“アクティブな協調性”を育むには、まずは幼児期という期間はとても短く、余計なことをしている時間はないと認識する必要があります。


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今月、私の園は園児たちがグループに分かれて表現を深めていくことを楽しみました。いつもより挑戦的な機会です。保護者さんには3日間を用意し、見たい日に見たい人だけ来てもらうようにしました。


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年長年中の女の子グループは、長いストーリーのお話を自分たちで考え、字の得意な子が紙に書き留め、おしゃべりを何時間もしながらペープサート劇を創作しました。みんな手づくりの過程を生き生きと、夕方にはまるで中学生や高校生が放課後に生徒だけで創作に励むように楽しんでいました。


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年長の男の子二人組は、話し合いによって「掛け算九九」の表をつくりました。先生の手助けは最低限にしながら、自分たちだけで一から九の段まで作り上げ、自分たちで紹介しました。早期教育?と見間違えそうですが、“好きなことを好きなだけやる”表現の世界です。作り込んでいる時は女の子たちとは違ってほとんどおしゃべりをせず、黙々と取り組んでいました。


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年少は、担任の先生のアイデアで先生と子どもが一対一で一緒に調べたり、考えたりしたことを表現する姿を一人ずつ見てもらいました。年少に対する日頃の保育のあり方そのものが垣間見られるものと、私は、大変うれしく思いました。もはや、私の理念や方針を、形にしてくれているのは私ではなく、現場の先生たちでもあると改めて実感しました。

最後にひとつ。好きなこと、得意なことを援助して上げるほど、“好きではないこともやってみよう”と何ごとにも意欲的になることはとても興味深いことです。


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