特に男の子をみて思うことです。「やりたいこと」を意識して登園してくるのと、それを持たずに来るのとでは過ごしている時の目の輝きが違うと思うことがあります。行き当たりばったりで目の前に出されているものの中から好みなことを見つけるのも全くよいと思いますが、最初からやりたいことを持っている子は、光を放つような姿で自分の世界に入っていきます。声をかけるのも申し訳なく感じるほど目力がつよく、輝いています。
「やりたいことを書く」習慣は、“やりたいことを考える”習慣へとつながります。大人も子どもも実際にはやらなければいけないことで一日の大半が既に決まっています。そんな中、ひとつでも「やりたいこと」として意識できれば、一日の見通しは明るくなり、主体性をもつことにつながります。
実は、わたし自身、子どもたちの様子に影響を受け、スケジュール帳とは別に現在毎朝やりたいことを一言ずつ書く欄を手帳に設けています。本当にやりたいことしか書きません。「ジョギング」や「筋トレ」をしたくてウズウズしている時はそれを書いたり、逆にそういう気がなく、すごく書きたいことがある時には「ブログをかく」等と書くこともあります。やらなければいけないことはスケジュール帳に書いて消化しようとする中、“きょうは何をしたいかな”と考えて書くことは日々違うので楽しく、そこに活力があることも分かりました。本当にやりたいことを書くことによって、今まで以上に一日が明るくパワフルに始まるようになりました。
先日、久しぶりに一参加者として「デンマークと日本の放課後」というセミナー系のイベントに出席しました。デンマークの施設で勤務するデンマーク人の方が、会場の方からの質問で(確か)「アートクラスのようなプログラムはありますか?」と聞かれた時、「そういうことは授業時間でやることです」と返し、“自分のやりたいこと”“自分で考えて仲間とつながること”の大切さについて延々と熱く語る姿が印象的でした。
6歳である年長の子どもたちも、あと20回ばかり寝ると「〇〇ちゃん、きょうは何をしたいのかな?」等と、もはや誰も声をかけてくれなくなります。男の子も女の子も、時間割やプログラムが決まっている中でも自分自身で「やりたいこと」を見つけ出し、期待感をもって一日の生活を始められるようになってほしいと願っています。
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