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私が、大学イノベーション研究所さんからの講演依頼を引き受け、是非期待に応えたいと思ったのは、実は前回、偶々聴講者として参加した際に"衝撃的なこと"に出くわしたからでした。


グローバル人材を輩出している先進的な高校がしていることが、「床で勉強してもいい」「寝そべって話し合いに参加してもいい」「先生にNOと言って逆提案する生徒たちがいる」と。北欧の学校の話ではありません。強い信念とマネージメント力のある校長先生が運営している日本のある高校の話です。

また、別の私立中学校の教頭先生の講演からは「ごっこ遊びをもっとさせるべき!」という話まで出てきました。まさか、この大学関係者が集まる場で「ごっこ遊び」という言葉が出てくるとは予想もしませんでした。この時、私は4か月後に出版される本の原稿をすべて書き終えており、“「ごっこ遊び」は社会の縮図”という項目も目次の中で決められていましたので、その言葉は特に印象に残りました。

わたしは出版後、自分が言葉を聞き間違えていなかったか、もう一度、この先生、高橋一也先生(工学院大学附属中学校・教頭)に連絡をとってみました。すると、すぐに大変丁寧なご返答をいただきました。

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「ハーバード大学の子ども発達センターの研究によると、実行機能(感情のコントロールをする脳機能)が著しく発達するのが3~5歳までと言われています。実は、子どもたちはこの実行機能を「遊び」を通じて成長させ、お互いを尊敬することや、ルールを守ることを学んでいくのです。最近では、子ども達が自由に遊べる空間も時間も少なくなり、コミュニケーションが取るのが苦手な子ども達が増えています。今話題となっている21世紀型教育の根幹は「対話」です。ぜひ、子ども時代の遊び、特に「ごっこ遊び」の重要性に気づいて欲しいと願っています。」


2年前、このブログに「幼児教育とごっこ遊び」という記事を書いたとき、“こんなこと書いても、多分、幼稚園や保育園の先生ぐらいにしか響かないだろうな”と思っていたのですが、予想は大外れであまり同じ業界からは反響がなく、むしろ社会の第一線で活躍するビジネスやスポーツのリーダーの方たち、特に男性の皆さんから大きな反響をいただきました。


6月16日の大学イノベーション研究所セミナーでは、どのような方針や援助が“光る”創造性や“強い”探究心を育むのか、「自力で壁を突破できる人間」「革新的な提案ができる人間」に育つための幼児教育の実践について紹介し、皆さまの新たな発見につながるよう努めたいと思います。


第4回 大学イノベーション研究所セミナー
【日時】2018年6月16日(土)13:00-17:00
【会場】産業能率大学自由が丘キャンパス2号館
【主催】大学イノベーション研究所(理事長:本間正人先生、所長:山内太地先生)
【テーマ】高大接続教育セミナー「創造性と探究心をどう育むか」
【予定プログラム詳細】
https://www.facebook.com/events/2015065338821186/ 
*参加は大学教職員限定のようです。ご質問があれば主催者に直接お尋ね下さい。


世界で大活躍できる13歳からの学び
髙橋 一也
主婦と生活社
2016-10-28



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