また、新園については2、3歳児から毎日自分の言葉で表現をする機会を設けたり、当番の仕事をつくったり、環境を生かして雨の日でも普通にレインコートをきて自然散策をしたり、経験豊富な職員たちがきめ細かく、同時にダイナミックな保育を展開してくれています。
一方で、本が出てから“背負わなくてもよい”プレッシャーを職員たちがもつようにもなりました。仕事をするうえで程よい緊張感は大切なことですが、「もっと〇〇しなければならない」というプレッシャーをもつと、家庭での子育てでも同じですがやはりどこかで無理が生じてしまいます。。本に書かれていることは、決してオーディションで選ばれた職員がした保育の話ではなく、特殊な職員教育を施してうまれたものでもなく、地味な日常生活を愚直に積み重ねて生まれたものです。
