幼児教育とグローバル基準の保育

幼児のファンタジーな世界と無限の可能性。小さな発見やフローの積み重ねからイノベーティブな未来を創る。有能感を持った自立した人間として、生涯を通して学び続ける資質を持って成長できるよう、今しかできない幼少期の土台作りを支援します。

自己表現(美術と音楽)

フラワーアレンジメント


園児のお母様が企画提供をしてくださり、子どもたちが「フラワーアレンジメント」を楽しみました。男の子たちは黙々と考えながら手を動かし、女の子たちは熱心に講師役のお母さんを取り囲み、静かに和やかな時間が流れる中、自分らしく力強く表現していました。出来上がった作品によって部屋全体が華々しくなり、春の季節感を一層高めてくれそうです。

3学期という充実期、春の始めに、修了式というみんなでお祝いをする前にこの活動を行えたことは、とても意義のあることだと感じます。子どもたちが毎朝歌っている歌や目にしている自然、食べているものの色ともつながり、とても感性に響くように思います。また、男の子は「和」の花に興味が大きいなど、女の子とは違う楽しみ方もあると感じました。

明日の修了式。自分たちの手でつくったお花で互いの成長をお祝いし合い、卒園生を送り出します。きっと、子どもたちの感情や表情が一層豊かになるでしょう。
また、できたらいいな~と思う、貴重な機会でした。




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グループ表現展

「毎年、同じことをする」「全員で同じことをする」ことを前提に発表会をしようとすると、必ず、楽しくない練習がセットでついてきます。先生たちも「もう一回だけだから」「すぐ終わるから」と何とか子どもをその気にさせようと必死になります。果たして、嫌々付き合う練習にどれほどの意味があるのか。年長さんは幼児期が「あと30日」と少ししかありません。年中さんも残り400日を切りました。


著書に書いた“パワフルな内発性”、“ポジティブな個性”、“アクティブな協調性”を育むには、まずは幼児期という期間はとても短く、余計なことをしている時間はないと認識する必要があります。


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今月、私の園は園児たちがグループに分かれて表現を深めていくことを楽しみました。いつもより挑戦的な機会です。保護者さんには3日間を用意し、見たい日に見たい人だけ来てもらうようにしました。


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年長年中の女の子グループは、長いストーリーのお話を自分たちで考え、字の得意な子が紙に書き留め、おしゃべりを何時間もしながらペープサート劇を創作しました。みんな手づくりの過程を生き生きと、夕方にはまるで中学生や高校生が放課後に生徒だけで創作に励むように楽しんでいました。


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年長の男の子二人組は、話し合いによって「掛け算九九」の表をつくりました。先生の手助けは最低限にしながら、自分たちだけで一から九の段まで作り上げ、自分たちで紹介しました。早期教育?と見間違えそうですが、“好きなことを好きなだけやる”表現の世界です。作り込んでいる時は女の子たちとは違ってほとんどおしゃべりをせず、黙々と取り組んでいました。


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年少は、担任の先生のアイデアで先生と子どもが一対一で一緒に調べたり、考えたりしたことを表現する姿を一人ずつ見てもらいました。年少に対する日頃の保育のあり方そのものが垣間見られるものと、私は、大変うれしく思いました。もはや、私の理念や方針を、形にしてくれているのは私ではなく、現場の先生たちでもあると改めて実感しました。

最後にひとつ。好きなこと、得意なことを援助して上げるほど、“好きではないこともやってみよう”と何ごとにも意欲的になることはとても興味深いことです。


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新たな挑戦・音楽

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“みんなに合わせること”“みんなで揃えること”が楽しいと感じるのは個人差があり、あらゆる表現活動において、本来それは自分の内側からの欲求(内発性)で行われるべきものです。
絵画や造形、言語などでは比較的「自分なりの表現」「自分なりの感じ方」を大切にされても、音楽だけは例外的に扱われ、“みんな一緒に”が最初から目的化されてしまうのはなぜでしょうか?特に男の子たちはそれを拒否する姿(よく出来てもつまらないと感じる姿)がよく見られます。

そんな疑問を解決すべく、今までにないコンセプトでの音楽プログラムの開発をピア・ちゃ成城さんにお願いしました。今日はその第一回目。

「自分なりの表現・感じ方」を大切にしながらも、ソーシャルなものとして遊び感覚でリズム遊びが進んでいきました。「サイレンスの魅力」「リレー」「インプットとアウトプット」などをテーマにソロとセッションの両方の気分を味わう。子どもたちは、やらされ感なく自分らしさを出し、楽しんでくれました。これから回を重ね、気がついたときにはあっと驚くものが身についている、そんなプログラムであることを目標にしています。


私たちの基本生活は人間関係など通常のコミュニケーションも含めて「リズム」が大きく影響しています。適切なリズムが身につけばそれらも円滑になり、将来、人生の様々な分野で応用が効きます。スポーツ選手においても一流のアスリートほどリズム感を持っていたり、大切にしていたりします。


幼児教育や学校音楽への新たなモデルにもなればと思います。多くの子どもたちの将来と笑顔のために。


過去の(よく読まれている)記事:

「幼児教育と音楽表現」
http://innovative-sprout.com/archives/1051928017.html


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手びねりの器と合羽摺り版画展

著書「世界基準の幼稚園」の中でも紹介したアートの先生の個展が世田谷区下北沢で開催されます。今回はアトリエに通う子どもたちの作品ではなく、先生ご自身がつくった手びねりの器と合羽摺り版画の展示です。

入場無料です。ご興味のある方、ぜひご来場ください。

 

神林茶子 「手びねりの器と合羽摺り版画展」
10月31日~11月5日 11時~18時30分

武蔵屋画廊(下北沢駅 徒歩3分)

cyakoteacher個展



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最後の夏

毎夏恒例の全身アート「ボディペインティング」を今年も行いました。
床一面に敷きつめられた大きな白い紙を見ながら、子どもたちは、男の子はパンツ一枚、女の子はパンツとシャツで今にも飛び込んでいきそうな勢いで待ち構えていました。
絵の具も、今年は5色に増やすことを担任の先生たちが決めたようで、四角いプラスチックケースの中に水と一緒に混ぜてたっぷり用意されていました。

担任が注意事項をお話した後、「みんなも絵の具になってしまっていいからね!」と始まりの合図をすると、子どもたちは俄然やる気になって絵の具が入っているケースに飛び込んでいきました。子どもたちは、手足に絵の具をぬったり、体の様々な箇所でスタンプをしたり、寝転んで回転したり、絵の具と一体化して遊び込んでいました。おしりをそのままケースに入れて、スタンプをしている子もいました。床一面に広がる色鮮やかな表現は、筆では表せないものであり、みている私たちがうっとりするほどきれいな作品でもありました。


毎年年長の子どもたちには「小学校へいったら、あまりこのようなことはする機会はないから、今日は思い切り楽しんでね!」と声をかけます。そして「大丈夫!汚してもいい服だから」という言葉がけも忘れません。事前に保護者の皆さんの理解をとりつけておくだけでなく、それを子どもたちに伝えることも重要です。

豪快に、無邪気に遊ぶ幼児らしい姿は、みていてもとても気持ちのよいものです。体を絵の具ベッタリにしても、その過程の方法や表現には一人ひとり個性があって違い、自分らしさを発揮しています。まれに汚すことが嫌いで参加したがらない子もいますが、それはそれで強制しません。子どもたちは様々なことを見たり、触れたりしながら、自分は何が好きか、何がしたいのか分かるようになります。参加をしないという意思も「主体性」や「自立」への過程のひとつです。もちろん、援助者は常に何回か誘いはしますが。

最後の記念撮影は絵の具だらけになった体で紙の上に寝転んで、みんなで行いました。今年は習い事を休んで参加した園児もいました。卒園生の中にも、この日のことをいつまでも覚えている子が多くいます。全身で大胆に、躍動的に表現する中で、自分の可能性の大きさに気づいた園児も多かったことでしょう。


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橋井健司。保育士・研修指導講師。新教育デザイニング株式会社 代表取締役。社会福祉法人の監事。

著書
「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる」
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